ピピムパブ(韓国・朝鮮)

「ピビム」は、混ぜ合わせるの意、「パプ」
はご飯のことで、一種の混ぜご飯である。
    めんたいこ
 牛肉、明太子、千だら、薄焼き卵、もや
し、ぜんまい、きゆうりなどをご飯の上に
のせ、とうがらしみそやごま油をかけて、
よく混ぜ合わせながらさじで食べる。
 李朝のころ、急な客に困った宮廷のコッ
クが、皿に盛るには足りない残り物をご飯
の上にのせて出したのが始まり、とされて
いる。

 台所に残ったものをその年のうちに食べ
切ってしまうという意味から、かつては大
入そか
晦日にピビムパプを食べる習慣があった。